DALL·E 2025-03-03 18.50.25 - A small group of 2-4 people warming up before playing pickleball on an outdoor court. They are stretching, doing light jogging, and practicing small p

1. はじめに

ピックルボールは年齢やレベルを問わず楽しめるスポーツですが、適切なウォーミングアップを行わないとケガのリスクが高まったり、パフォーマンスが十分に発揮できなかったりします。特に、急な動きや方向転換が多いスポーツのため、身体をしっかりと準備することが重要です。

本記事では、ピックルボールをプレーする前に行うべきウォーミングアップについて詳しく解説します。初心者から上級者まで、誰でも実践できる内容となっていますので、ぜひ参考にしてください。


2. ウォーミングアップの目的

ウォーミングアップには、以下のような目的があります。

  • 筋肉や関節を温める:血流を促進し、筋肉の柔軟性を向上させる。
  • ケガの予防:急な動きに対応できるようにし、捻挫や肉離れを防ぐ。
  • パフォーマンス向上:神経と筋肉の連携をスムーズにし、反応速度を高める。
  • 心肺機能の準備:試合中の動きを楽にするために心臓と肺を活性化する。

適切なウォーミングアップを行うことで、試合開始直後から動きやすくなり、より良いプレーができるようになります。


3. ピックルボール向けウォーミングアップの基本構成

ピックルボールのウォーミングアップは、以下の3つのステップに分けて行うのが効果的です。

  1. 全身を温める(有酸素運動)
  2. 動的ストレッチ
  3. スキル練習(ボールを使ったウォームアップ)

では、それぞれのステップについて詳しく説明していきます。


4. ステップ1:全身を温める(有酸素運動)

ピックルボールは短時間で激しい動きをすることが多いため、試合開始前に心拍数を上げておくことが重要です。以下のような簡単な有酸素運動を5〜10分程度行いましょう。

4-1. 軽いジョギング

コートの周囲を2〜3周ジョギングします。無理のないペースで行い、身体を少しずつ温めましょう。

4-2. スキップ(リズムよくジャンプ)

軽くスキップをしながら移動することで、足首や膝を柔らかく動かせます。

4-3. ラテラルシャッフル(横移動)

ピックルボールではサイドステップが重要なので、横に素早く動く練習をしましょう。

サイドステップやスキップ等を組み合わせた複合的なウォーミングアップも効果的!

前後左右4方向にステップを踏んだりするとgood👍


5. ステップ2:動的ストレッチ

次に、関節や筋肉を大きく動かす「動的ストレッチ」を行います。静的ストレッチ(止まった状態で伸ばすストレッチ)よりも、動きを伴うストレッチのほうがウォーミングアップに適しています。

5-1. アームサークル(肩周りの動き)

  • 両腕を大きく前後に回す。
  • 肩甲骨を意識して、しっかり動かす。
  • 各10回ずつ行う。

5-2. レッグスイング(脚の振り上げ)

  • 片足を前後に振り、股関節をほぐす。
  • 左右10回ずつ行う。

5-3. ハイニー(もも上げ)

  • 膝を高く上げながら軽く走る。
  • 30秒間行う。

5-4. ランジ(前後の動き)

  • 前後に大きく足を踏み出しながらスクワットのように腰を落とす。
  • 左右5回ずつ行う。

低いボールの多いピックルボールは股関節周りのウォーミングアップはしっかり実施していきたいですねー

この辺りに加えて、横の動き、ジャンプ、胸椎まわりのストレッチやトレーニングをやるとよりgood👍


6. ステップ3:スキル練習(ボールを使ったウォームアップ)

ピックルボールはラケットとボールを使うスポーツなので、試合前にスキルを軽く練習しておくことも大切です。

6-1. ミニラリー(短い距離で打ち合う)

  • ネット際でパートナーと軽くボールを打ち合う。
  • 強打ではなく、ゆっくりとコントロールを意識する。
  • 5分程度続ける。

6-2. ボレー練習

  • ネット際でボレーの感覚をつかむ。
  • 相手と交互にボールを打ち、反応速度を上げる。

6-3. サーブ練習

  • 試合前に数本サーブを打ち、感覚を確認する。
  • 狙ったコースに入るかチェックする。

ボレーボレー等タイミング早い練習(競技特性的に)が多いので「目」のウォーミングアップも取り入れてみても良いかも!お手玉とかも良いかもしれませんね😏


7. まとめ

ピックルボールをプレーする前に適切なウォーミングアップを行うことで、

  1. ケガのリスクを減らす
  2. 試合開始直後から動きやすくなる
  3. パフォーマンスが向上する

といったメリットがあります。

ウォーミングアップは「有酸素運動 → 動的ストレッチ → スキル練習」の順番で行うのが効果的です。特に、ピックルボールは俊敏な動きが求められるため、下半身や肩周りをしっかり準備しておくことが重要です。

毎回のプレー前にこのウォーミングアップを取り入れ、快適にプレーできるようにしましょう!

そんなに強度高くないから大丈夫と油断してはいけません。そういう時にこそ、肉離れ、アキレス腱断裂、捻挫、ぎっくり腰等思いがけない怪我が発生します。誰でもできるピックルボールだからこそ、しっかりとウォーミングアップをして怪我予防をしていきましょう!!!