「ピックルボールのサーブって、テニスと全然違うって聞いたけど?」
「アンダーハンドって言われても、どうやって打てばいいかわからない」
「サーブでフォルトばかりしてしまう…」
ピックルボールのサーブはテニスや他のラケットスポーツとは全く異なります。今回はpickle-peak主宰の林が、750回以上の体験会で見てきた「サーブでよくある失敗」と「安定させるコツ」を正直にお伝えします。
【林の体験談】力むと高い打点になる、これは要注意
テニスコーチとして長年サーブを打ってきた私が、ピックルボールのサーブで最初に感じた難しさは「力みたい気持ちをどう抑えるか」でした。
テニスではサーブで攻めることが大切なので、どうしても「サーブを強く打ちたい」という気持ちが湧いてきます。でもピックルボールで力もうとすると、どうしても打点が高くなってしまいます。これは要注意です。
打点が高くなるとパドルのヘッドが手首より上になってしまい、フォルトになります。ピックルボールのサーブは「入れることが最優先」。力みを捨てて、コンパクトなスイングで確実にコートに入れることから始めましょう。
それでも難しい方には、ドロップサーブという方法もあります。一回バウンドさせてから打つことで、打点や手首の位置などの規則が全てクリアになります。ただし叩きつけて1バウンドさせるのはダメです。あくまで自然に落として打つのがポイントです。これは初心者に特におすすめの方法です。
ピックルボールのサーブの基本ルール
①アンダーハンド(下から打つ)のみ
ピックルボールのサーブは必ずアンダーハンドで打ちます。テニスのようなオーバーヘッドサーブは禁止です。パドルのスイングは下から上への軌道でなければなりません。
②パドルのヘッドが手首より低い位置
サーブを打つ瞬間、パドルのヘッドは手首より低い位置にある必要があります。これが「力むと高い打点になる」原因です。力を入れてスイングすると自然とパドルが上がり、ヘッドが手首より高くなってフォルトになります。
③打点はへそより低い位置
ボールを打つ瞬間の接触点(打点)は、サーバーのへそより低い位置でなければなりません。へそより高い打点で打つとフォルトです。
④斜め対角のサービスボックスに入れる
サーブはネットを越えて、斜め対角のサービスボックスに入れます。テニスと同じ方向です。キッチン(ノンボレーゾーン)には入ってはいけません。キッチンラインより奥に入れる必要があります。
⑤サービスボックスの外に立つ
サーブはベースラインの後ろ、センターラインとサイドラインの間から打ちます。ラインを踏んで打つとフォルトです。
初心者がよくやるサーブのフォルト5つ
フォルト① 打点が高すぎる(最多)
力を入れようとして打点が高くなり、へそより上で打ってしまうケースです。これがダントツで多いフォルトです。「入れることだけを考えてコンパクトに打つ」ことを意識しましょう。
フォルト② パドルのヘッドが手首より上になる
力みによってパドルが上がり、ヘッドが手首より高くなるケースです。フォルト①と同時に起きることが多いです。
フォルト③ キッチンに入れてしまう
ネットに近くなりすぎてサービスボックスの手前(キッチン)に入れてしまうケースです。「相手のキッチンより奥に入れる」ことを意識してください。
フォルト④ ラインを踏む
サーブを打つ時にベースラインやサイドラインを踏んでしまうケースです。足元に注意しましょう。
フォルト⑤ 対角のサービスボックスに入らない
サーブが斜め対角のサービスボックスに入らない(アウト)ケースです。テニスと同じ方向なので、テニス経験者はイメージしやすいはずです。
安定したサーブを打つためのコツ
コツ① 力を抜いてコンパクトに
繰り返しになりますが、ピックルボールのサーブは「入れることが最優先」です。力を入れる必要はありません。コンパクトなスイングで確実にコートに入れることから始めてください。
コツ② 振り子のイメージ
腕を振り子のように下から上へスイングするイメージで打つと安定します。腰の回転を使ってスイングすると自然なアンダーハンドになります。
コツ③ ターゲットを決めてから打つ
「どこに入れるか」を決めてからサーブを打つ習慣をつけましょう。相手のバックハンド側・深いコース・短いコースなど、意図を持ってサーブを打てるようになると試合が楽しくなります。
ドロップサーブという選択肢
通常のアンダーハンドサーブが難しいと感じる方に、ドロップサーブという方法があります。
ドロップサーブとは
ボールを手から自然に落として(ドロップ)、地面にバウンドしたボールを打つサーブです。
ドロップサーブのメリット
一回バウンドさせてから打つため、打点・手首の位置・パドルの角度などの規則が全てクリアになります。初心者がフォルトしにくいサーブです。
ドロップサーブのルール上の注意
ボールを叩きつけて弾ませるのはNGです。あくまで「自然に落として自然にバウンドさせる」のがルールです。手で上に投げてから落とすのもNGです。静止した状態から自然に手を離してボールを落とすのがポイントです。
サーブの練習方法
① 壁打ちでフォームを確認する
壁に向かってアンダーハンドのスイングを繰り返し練習します。鏡があればフォームを確認しながら練習できます。
② 体験会・練習会でたくさん打つ
実際のコートでたくさんサーブを打つことが一番の上達法です。pickle-peakの体験会・練習会では、コーチが直接フォームを確認してアドバイスします。
まとめ
ピックルボールのサーブは「力まず・コンパクトに・入れることを優先する」が基本です。難しく考えずに、まずはコートに入れることだけを目標にしましょう。難しければドロップサーブを試してみてください。
pickle-peakの体験会では、サーブのフォームを最初に丁寧に教えます。「サーブが全然入らない」という状態でも大丈夫です。一緒に安定させていきましょう!
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