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ピックルボール
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ピックルボールのルール
基本的ルール

ピックルボールの基本的なルールについて詳しく解説します。

ピックルボールのルールは初めて聞く人には複雑に思えるかもしれませんが、一つ一つを理解していくことで、この楽しいスポーツのルールが分かってくると思います。

ピックルボールの基本的なルール

パドルラケットとボール

道具と対戦形式

パドルと呼ばれるラケットと穴の空いたプラスティック製のボールを使い、板状のパドルにて穴あきのボールを打ち合うスポーツです。

ダブルス(2対2で対戦)、または
シングルス(1対1で対戦)のいずれかでプレーします。

組み合わせは、男子ダブルス・女子ダブルス・ミックスダブルスなどがあります。シングルスもダブルスも同じ広さのプレーエリアとルールが適用されます。


コートについて (コート内の名称)

  • コートのサイズは13.4m × 6.1m(44ft × 20ft)でバドミントンのダブルスコートと同じサイズですが、バドミントンコートと中の線の位置が微妙に違います。
  • 中央にはネットを設置しており、高さは中央=86.3cm(34 in.)、両端(最も高い部分)=91.4cm(36 in.)となります。

ピックルボールのコートサイズと名称

サーブ

ピックルボールのゲームはサーブから始まります。

サーブはプレイヤーが自分のベースラインの後ろから行う重要なプレイです。特に、アンダーサーブと呼ばれる方法を採用します。これは、ボールを腰の高さ以下で打つというルールを指します。

サーブを行う際には、対角線上の反対のサービスコートを狙うことが求められます。

つまり、右側から左側へ、次に左側から右側へと交互にサーブを行うことになります。

サーブは一度だけ行うことができます。ただし、例外として、ボールがネットに触れて相手のサービスコートに落ちた場合は、もう一度サーブできます。

ピックルボールサーブのルール
アンダーハンドで打つ
ラインを超えない・踏まない
対角線上に打つ
ノンボレーゾーンを超える

ピックルボールのツーバウンドルール
アンダーハンドで打つ
リターン側・サーブ側は
1バウンドさせて打つ
ノンボレーゾーンを超える
3球目以降はノーバウンドOK

ツーバウンドルール
(ツーバウンスルール)

ピックルボールでは、ツーバウンドルール(ツーバウンスルール)があります。このルールは、サーバー(サーブを打つ側)は、相手からのリターンを1回バウンドさせてから返球するというルールです。これにより、サーバーは直接ボレーをすることができないというルールになります。

一方、リターン側はサーブをワンバウンドで返球した後に、ボレーをしても問題ありません。つまり、サーブとリターン、合計2回のバウンドが行われた後からは、ボレーでもバウンドさせて返球しても良いという自由度があります。

また、ダブルスのプレーにおいてもツーバウンドルールは適用されます。


ノンボレールール

ピックルボールというゲームには、特定のエリアでのボレー打ちが禁止されている「ノンボレールール」が存在します。

この禁止エリアは、ノンボレーゾーンやキッチンと呼ばれています。

このノンボレーゾーン内でボレーを打つことは、ルール違反となります。

また、ボレーを打つ際にラインを越えてしまう行為も同様に失点となります。ボレーを打った後にラインを踏んだり、エリア内に足を踏み入れたりすると、即座に失点につながるため注意が必要です。ただし、ボールが一度地面に跳ねた後、つまりワンバウンドしたボールであれば、エリア内に入って打つことが可能です。

さらに、足がエリア外にある状態であれば、手を伸ばしてエリア内でボレーを打つことも許されています。

ピックルボレー禁止エリア
ボレー打ちが禁止
ノンボレーゾーン内ボレーは違反
ラインを超えない・踏まない

勝敗の決め方

勝敗の決め方については、
一般的には11点先取することでゲームを獲得します。

しかし、両者が10点ずつを獲得し、同点となった場合は、
2点差がつくまでゲームが続きます。

また、ゲーム形式は試合により異なります。
一部の試合では15点先取するルールがありますし、
3ゲーム先取で勝利となる形式も存在します。

ピックルボール勝敗の決め方

まとめ


ピックルボールは独特のルールがあるため、初めてプレイする人にとっては少々難しく感じるかもしれません。しかし、このようなルールの存在により、ピックルボールは戦略性が増し、長いラリーが展開されやすくなるというメリットがあります。

これが、ピックルボールが世界中で愛される理由の一つとも言えます。

基本的なルールを理解してゲームを楽しんでください。


ぜひ一度体験してみて下さい!